おせち料理豆知識のアーカイブ

お正月=おせち料理

最近は何かと昔ながらの風習がどんどんなくなってきている傾向にあります。1年のうち最大のイベントとも言えるのがやはり正月でしょう。正月は餅を食べてお酒を飲んで、というイメージはあります。ただ、なんといっても正月と言えば正月料理のおせち料理ではないでしょうか。

おせち料理は正月三が日に食べるのが一般的で、これは正月三が日は料理をしないように三日分日持ちする料理を作っておき、それを食べるのです。これは主婦の手を休めるため、三が日は仕事をしないためという意味合いがあるといわれますが、それだけでなく火の神を怒らせてしまうため元旦は火を使ってはいけない、縁を切るという意味があるので包丁は使わない、などの理由もあるようです。

とはいうものの、最近はお正月の特別感もなくなってきており、正月から料理をすることはもちろん、元旦から仕事という方も少なくないです。当然おせち料理も作らない、食べないという家庭も増えてきています。実際、おせち料理に入っている料理は普段食べない高級なものが多いのですが、あまり好まない方も多いですし、普段からそういった料理を食べる事が多いため、高級感も薄れているところもあるでしょう。そして何より自分で作るのが面倒、作れない、どうせ食べないのだから作る必要がない、なんて家庭も増えてきています。

確かに、普段作り慣れていないおせち料理は若い主婦だと、美味しくない事も多々あります。失敗してしまう事もあるでしょう。そう言う事を加味すれば無駄になるから作らない方もいるでしょう。ただ、やはりおせち料理は縁起ものですから、形だけでも準備したいものです。

最近はスーパーでもおせち料理の材料、食材そのものも売っているので、全て自分で作らなくてもよくなってきています。またネット通販でも有名店のおせち料理などを注文できるので、おいしいおせち料理を準備できます。自分で作る手間と時間、そして味を考えたら、ネット通販などで購入するのも一つの手でしょう。働く女性が増えた昨今、昔のように作る時間がない方も多いでしょう。そんな方は、無理に作る事を考えずにそういったサービスを利用して、楽しい正月を迎えましょう。

おせち料理に入れてはいけないものはある?

おせち料理はめでたいもの、縁起のいいものを入れるのが一般的です。そして昔から正月三が日は料理をしてはいけないとされているため、料理をしなくてもいいように三ヶ日食べられるものをおせち料理に入れるのが一般的です。スタンダードなおせち料理を見るとたしかにその風潮が感じられますし、当然和食という事になります。

おせち料理は、たいていこういったものが入ってくるという目安の料理はあるものです。それ以外のものは入れていけないのかというとそういうわけではなく、自分なりに縁起を担いだり、食べたいものを入れても構わないのです。ただ、おせち料理だから、洋風なものはダメ、中華はダメだろう、そういえば生モノも入っていないぞ、など意外とダメなものがあるのでは?と思う事でしょう。では、おせち料理には入れてはいけないものはあるのでしょうか。

今は洋風おせちでも中華風おせちでもOKです。実際、通販おせち料理にもそういったタイプのものも増えてきています。さすがに刺身なんかはダメなのだろう、と思うかもしれません。刺身が一般的なおせち料理に入っていないのは、前述のように三ヶ日食べられるもの、日持ちがするものというのが普通です。ただ、それは昔が冷蔵設備などが備わっていないからであり、今は別におせちに入れても構わないでしょう。

ただ、やはり入れてはいけないものはあります。それは四足歩行の動物です。つまり豚肉や牛肉などはおせち料理に入れてはいけないことになっています。それはおせち料理とはそもそも神様にお供えするものであり、肉類は禁止なのです。ただ、同じ肉類でも鶏肉はOKとなっています。とはいえ、今はおせち料理に平気で豚肉や牛肉を入れているところもあります。ですので、実際はそこまでこだわらなくてもいいのかもしれませんが、知識として知っておいて損はないでしょう。